毎週金曜日に行っている、生活の時間のステップ総復習をしました。
生活の時間では、鉛筆の持ち方・箸の使い方・ハサミの使い方・リボン結び・お金の計算・服のたたみ方をそれぞれ一か月間時間をかけて、みんなで練習してきました。
新学期に向けての総復習の時間です。
正しい鉛筆の持ち方であいうえお表を書けるか、制限時間内に正しい箸の持ち方でお菓子を沢山つかめるか、手元に気を付けてハサミを上手に使えるか、自分のペースで教わったリボン結びができるか、指定された金額のお金を提示できるか、服を丁寧にたためるかを、スタンプラリー形式で楽しくテストしていきました。
「頑張ったら頑張った分だけ良いことがあるよ!」と言われた子どもたちは、真剣な目で取り組んでいました。
ハサミが上手に使えず落ち込んでいる低学年のお友達に、「僕も昔は下手だったんだよ!練習すればいいんだよ!」と優しく声をかける高学年のお友達の姿が印象的でした。
生活の時間を曜日別カリキュラムに取り入れたことで、少しずつ苦手を克服し、前向きに学習するようになった県立大学教室の子どもたちです。
『自分ができるようになる→わからないお友達に教えてあげる』ということが、当たり前にできるようになりました。
できることが増えると楽しい!他のことにも挑戦したい!という気持ちから、最近は毎日のおやつの準備を積極的に手伝ってくれたり、「洗い物してみたいなあ」と言って、普段は指導員が行っている仕事にも目を向けるようになりました。各ご家庭でも「最近お手伝い沢山してくれるんです!」という声も沢山聞きます。
子どもたちの学ぶ意欲を尊重し、今後もカリキュラムに取り組んでいきたいと思います。
履歴一覧 [県立大学教室]
制作活動の時間に、天井から吊るす気球を作りました。
カラーのクリアファイルを丸く切ったものを3枚用意し、それぞれに切り込みを入れて差し込むことで気球の風船ができました。
差し込み式にしたことで、細かい作業が苦手な子も簡単に作ることができます。
ゴンドラは紙コップです。
風船と紙コップをタコ糸で繋ぐ作業も、みんな集中して取り組んでいました。
普通の色画用紙などを使うより、こういった変わり種を使うことで子どもたちのやる気を引き出し、手先の練習をしています。
カラーのクリアファイルを使うときは、みんないつもよりノリノリで参加しています♬
珍しいものには目がない、県大の子どもたちでした★
お昼ご飯にみんなで焼きそばを作りました。
いつものソース味に加えて、今回は塩ダレ味とだし醤油味も用意しました。
また、みんなの大好きな唐揚げも添えました。
「おいしいー!!」と言って、ヨガのポーズ(?)をしてしまうくらい、大満足だったようです。
県立大学教室では、感染予防対策を徹底しながら、祝日など学校のない日にお昼ご飯作りを多く取り入れています。
みんなと協力してご飯などを作ることで協調性を育むことを目的とし、また、日常生活における家事等の基本動作を身につけられるよう、子どもたち一人ひとりのペースに合わせて支援しています。